退職で引き止めにあったら?円満退職のための5つの対策 | ヤメカタログ

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退職で引き止めにあったら?円満退職のための5つの対策

退職引き止め 退職の疑問

退職を申し出た際、円満に退職できるとは限りません。上司や会社から引き止められ、なかなか退職の手続きが進まないこともあります。転職先が決まっている場合は入社の日程にも影響を及ぼしかねません。退職する際に引き止めに遭わないようにするにはどうすれば良いのか、円満退職の対策について解説します。

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会社が引き止める理由

会社が受けるデメリット

◎優秀な社員を失う

新入社員を一から教え、社員として一人前に育てるには時間と手間、コストがかかります。さらに優秀な社員であれば、代わりになる人材を確保するのは並大抵ではありません。会社としては優秀な社員ほど、辞めないで欲しいと考えます。

◎人材不足で新規採用が困難

後任の人材が不足しており、中途採用で人員を補充するにしても一定の時間がかかるため、会社が仕事の停滞を避けるために引き止めることがあります。また、職場に新人を教育する余裕がなく、後任者に仕事を教える人がいないというケースもあります。

◎職場のモチベーションが下がる

社員が1人退職したことに影響を受け、転職を検討していた人たちが退職を言い出すこともあります。優秀な社員が辞めると知ると、会社の将来に不安を感じ、職場の雰囲気が低下することも考えられます。

上司が受けるデメリット

◎管理能力不足を問われる

自分が管理する部署内で退職者が出ると、上司の管理能力が問題視されます。複数の退職者が出れば、上司の評価に厳しい目が向けられるため、上司はなるべく思い留まらせようとします。

◎組織運営のプランが変わる

中堅社員が退職したために、上司が思い描いていた組織運営のプランニングができなくなることもあります。メンバーが抜けてしまうと、マネジメントに専念できず、新人の育成に時間を取られるというケースで、上司の今後の計画にも影響を及ぼします。

退職者本人が受けるデメリット

◎上司が部下のために忠告する

第三者から見ると必ずしも退職が解決策とは思えないケースが少なくありません。現在の仕事や待遇に不満を感じて転職する場合は特に要注意で、他社の職場環境はよく思われがちです。部下のためを思う善意から引き止める上司もいるはずです。

◎客観的に見つめ直すことも有効

上司から忠告やアドバイスを受けたら、一度、客観的に自分を見つめ直すことも有効です。特に信頼している上司から忠告を受け、引き止められた場合は、退職の選択を絶対視しないことです。転職市場での自分の価値を再考し、退職がベストなのか、熟考してみましょう。

退職の引き止めでよくあるケース

退職説得する上司

説得して思い留まらせようとする

繁忙期や年度末など会社の事情を持ち出す、今の職場で頑張った方が自分のためになるとアドバイスする、仕事が回らなくなると責任感に訴える、転職して活躍できるとは限らないと不安にさせるケースなどがあります。退職の意思が揺るがないなら、気にせず、落ち着いて受け止めることです。

会社に必要な存在だと引き止める

日頃の仕事ぶりや頑張りを高く評価している、会社にとって必要で将来、有望な人材と見ているなどと言って引き止めるのは、オーソドックスなパターンです。退職理由が会社から正当な評価が得られないということなら、再考する選択肢もあり得ます。その前に上司の言葉が信頼できるのかを冷静に判断することが大切です。

待遇条件の改善を持ちかけられる

退職希望者に会社側が待遇改善などを持ちかけることは、カウンターオファーと言われます。待遇に不満があるなら給与を上げたり、昇進や昇格などポストを用意したり、人間関係の問題なら他部署への異動を打診したりします。転職先が決まらず、会社のオファーに納得できるなら、退職を取り下げる選択肢もあり得ます。その場合、オファーの内容が口約束にならないように書面などに残すようにしてください。

後任が決まるまで待って欲しい

退職は了承されても、後任が決まるまで退職時期を待って欲しいと言われるケースもあります。その場合は対応できる範囲で調整しましょう。転職先の入社日以降の日取りでも、変更が可能か一度は連絡を入れてみてください。それが転職先に責任感の強さを印象づける場合もあります。

会社の引き止めに遭わない円満退職の5つのポイント

円満退職ポイント

繁忙期を避けて退職する

会社の繁忙期に退職を申し出るのは、引き止める理由を作ってしまうので、その時期は避けます。プロジェクトの完成を控えた時期、年度末や決算月などは業務量が増える時期なので、社員の数が減ってしまうと、職場に残るメンバーの負担が大きくなります。自分が退職した後の職場の人員体制や仕事の割り振りなどを考え、比較的余裕のある時期を選ぶようにします。

退職の意思表示は1ヶ月以上前に

企業側としては最低でも1ヶ月以上の猶予が欲しいと考えています。業務の引き継ぎや後任の採用募集を行う必要があり、一定の期間がかかるためです。最低でも退職日の1~1.5ヶ月前に伝えるようにしましょう。会社の就業規則で「退職意思はヶ月前までに伝える」と定められていれば、それに合わせて調整します。

退職についての相談はしない

上司に退職を申し出る際は、退職するかどうかの相談ではなく、退職時期をいつにするかの相談をするという姿勢で臨みます。転職先の入社日が決まっている、引越し先も決めているなど退職までの期限がある場合は、日程がはっきりした時点ですぐに報告します。この場合も退職までの準備期間が十分取れるように、余裕が持てる時期に伝えることをお勧めします。

待遇条件を退職理由にしない

待遇条件が良くなるなら、思い留まっても良いと思わない限り、給料や勤務時間など待遇条件を退職理由として挙げないことです。待遇条件の改善の提案は、会社が引き止めやすい方法で、退職を取り下げざるを得ない雰囲気に持ち込まれるケースがあります。絶対に退職すると決めているなら、待遇条件を退職理由に挙げるべきではありません。

絶対退職するという強い姿勢で臨む

以上の4つのポイントを実行するためには、必ず退職するという意思を揺るがせないことです。目先の損得で決心が揺れるような様子を見られてしまうと、より強力な引き止めに遭います。退職を決心するには相当の譲れない理由があるはずです。毅然とした強い意思を持って交渉に臨んでください。

まとめ

無理に退職を引き止めるのは違法です。民法では退職届の提出から14日経てば、会社が受理するかどうかを問わず、退職することができます。ただ、あくまで円満退職を目指すなら、予め引き止めされないように、退職の準備を計画的に行うことが大切です。

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